DBM

NDBMファイルをアクセスするクラス．キー，データともに文字列でなければな らないという制限と，データがファイルに保存されるという点を除いては Hashクラスと全く同様に扱うことがでます．

Object

Enumerable

open(dbname[, mode])

dbnameで指定したデータベースをモードを modeに設定してオープンします．modeの省 略値は0666です．modeとしてnilを指定 するとデータベースが存在しない時には新たなデータベースを作らず nilを返します．

self[key]

keyをキーとする値を返します．

self[key] = value

keyをキーとして，valueを格納します． valueとしてnilを指定すると，keyに対 する項目を削除します．

clear

DBMファイルを空にします．

close

DBMファイルをクローズします．以後の操作は例外を発生させます．

delete(key)

keyをキーとする項目を削除します．

delete_if { |key, value| ... }

ブロックを評価した値が真であれば該当する項目を削除します．

each {|key, value| ... }

each_pair {|key, value| ... }

各要素に対するイテレータ．

each_key {|key| ... }

全てのkeyに対して繰り返すイテレータ．

each_value {|value| ... }

全てのvalueに対して繰り返すイテレータ．

empty?()

データベースが空の時，真を返します．

has_key?(key)

key?(key)

include?(key)

keyがデータベース中に存在する時，真を返します．

has_value?(key)

value?(value)

valueを値とする組がデータベース中に存在する時，真を返します．

indexes(key_1,...)

indices(key_1,...)

各引数の値をキーとする要素を含む配列を返します．

keys

データベース中に存在するキー全てを含む配列を返します．

length

size

データベース中の要素の数を返します．(注意:現在の実現では要素数を数 えるためにデータベースを全部検索します)

shift

データベース中の要素を一つ取り出し，データベースから削除します．

values

データベース中に存在する値全てを含む配列を返します．